ベンガルの歴史
ベンガルのパターン猫科の野生動物

 

Interesting Wild Cat's

 

 ベンガル猫は、その血統に野生のヤマネコ(アジアンレパード)が意識的に導入されています。
 それは、研究者たちのみならず誰もが思わず考えてしまう、野生的な美しい猫と一緒に暮らしてみたい、という願いからでした。
 野生の猫と一口にいっても棲息地域の分布は幅広く、様々な生態や容姿を持っています。
 
 こちらのページでは、そんな野生の猫たちを少し紹介します。
 

 

▽アムールトラ

 

 ネコ目ネコ科で世界最大の動物といえば、トラ(Tiger)です。
 自然界においてトラはライオンと同じくらいの強さを持ち、ヒグマをも倒します。
 亜種を含め絶滅危惧種に指定されています。
  国際自然保護連合(IUCN)レッドデータブックE指定
  ワシントン条約(CITES)付属書I掲載

 

▽ジャガー

 

 肉食目ネコ科、見事なヒョウ柄のジャガー。実はヒョウよりも美しいロゼットを持ってます。
 南アメリカに棲息し、トラ・ライオンに次いで大型なネコ類です。
 強烈なネコパンチで獲物を叩いて倒します。
 毛皮目的で乱獲され、現在でも個体数が減少し続けてします。
  国際自然保護連合(IUCN)絶滅危惧動物指定
  ワシントン条約(CITES)付属書I掲載

 

▽ウンピョウ(雲豹)

 
 
 

 肉食目(ネコ目)ネコ科、体に雲のような模様を持つことから雲豹(ウンピョウ)といわれます。
 牙が非常に長くて鋭いことからサーベルタイガーの末裔ではないかという説もあります。
 ヒョウに似た形態を持っていますが、ウンピョウは咆吼することができないため、独立してウンピョウ属が設けられています。
  国際自然保護連合(IUCN)V(要注意種、将来絶滅の危険性が高まる)指定
  ワシントン条約(CITES)付属書I掲載

 

▽アジアゴールデンキャット

 

 肉食目(ネコ目)ネコ科、別名テミンクネコ。
 アフリカゴールデンキャットに似てますが別種です。
 単色型(上の写真)が一般的で、胸や四肢の内側に縞状の斑点があります。
 また劣性形質の斑紋型の個体には、灰色地に美しい黒色の斑紋があります。
  国際自然保護連合(IUCN)生息状況不確実種指定
  ワシントン条約(CITES)付属書I掲載

 

▽スナドリネコ(漁り猫)FishingCat

 
 
 

 ネコ目ネコ科、別名フィッシュングキャット。「漁り猫」と書きます。
 沼地やマングローブ林、川沿いの密林など、水が豊かな地域に生息し、魚類を捕らえて生活すると考えられることからこの名前がつきました。
 指にはわずかながら水かきらしきものがあり、かぎ爪を引っ込めることが苦手なようです。

 

▽ベンガルヤマネコ

 
 
 

 肉食目(ネコ目)ネコ科、別名レパードキャット。
 主に東南アジアに分布することから、欧米ではアジアンレパードと呼ばれています。
 被毛は変化に富み、南方の種は黄色、北方の種は銀白色をしています。
 胸部と頭部下側は白色、全身に黒斑があり、亜種によっては黒点であったり、バラに似た形状の模様であったりします。
 木登りや泳ぎが得意で、森林や丘陵地帯から山地に棲み、特に水辺を好みますが、様々な環境で生活でき、人里近くにも棲息するといわれています。
 小型で生態系も家猫に似ていますが、子猫の頃から飼っても家猫ほど懐くことはありません。

 

写真の著作権はすべてAngelRoseにあります。
Photograph-Copyright(c) AngelRose Kanako Nakagawa

参考資料:野生ネコの百科及びWikipedia(ja.wikipedia.org)

 


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